ビオンテックのワクチン、ラテンアメリカで生産へ

独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーは26日、両社が共同開発した新型コロナウイルス用ワクチン「コミナティ」の生産・引き渡しをブラジルのバイオ製薬企業ユーロファーマ・ラボラトリオスに委託することで基本合意したと発表した。同ワクチンは欧州、北米、アフリカに次ぎ、ラテンアメリカでも生産されることになる。

ユーロファーマは米国で製造されたワクチン原液の瓶詰を行う。年産能力は1億回分強。来年から生産を開始し製品をすべてラテンアメリカに供給する。

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