独自動車部品大手のコンチネンタル は6日、ミュンヘン国際自動車ショー(IAAモビリティ)で新たなタイヤコンセプト「Conti GreenCencept」を世界初披露した。持続可能な乗用車用タイヤを目指すもので、材料の調達から生産、タイヤの長寿命化など、タイヤのバリューチェーン(価値連鎖)全体を通して、資源の消費を最低限に抑えている。具体的には、再生可能な素材やリサイクル材料を50%以上、使用しているほか、軽量化、タイヤの転がり抵抗の低減などの技術を投入した。トレッドにはタンポポを原材料とする天然ゴム「タラクサガム(Taraxagum)」を使用しており、少ない手間と材料で数回交換することができる。