ボロコプター―中国で吉利と合弁、UAMサービスに向け―

空飛ぶタクシーを開発する独ボロコプターは22日、同社の株主である中国自動車大手の浙江吉利控股集団と合弁会社を設立すると発表した。アーバン・エア・モビリティ（UAM）サービス事業を中国で共同展開する。

浙江吉利の子会社、沃飛長空科技有限公司（Aerofugia）と新会社ボロコプター（成都）テクノロジー（以下：ボロコプター成都）を設立する。出資比率は明らかにしていない。

ボロコプター成都はボロコプターから機材150機を購入し、3～5年後にUAMサービスを開始する。認可取得に向け航空、交通、政府当局と緊密に連携する意向だ。

今回の取引に絡んで浙江吉利のダニエル・ドンホイ・リー最高経営責任者（CEO）はボロコプターの監査役に就任する。