ルフトハンザ―米国路線のチケット販売3倍に―

航空大手の独ルフトハンザ・グループは28日、9月20~26日の週の米国向け路線のチケット販売数が前週比で約3倍に拡大したと発表した。入国制限の緩和で需要が急拡大しており、同社は投入機材数を増やして対応する意向だ。

特に需要が旺盛なのはクリスマス期の12月だ。同月に限ると20~26日の週に入った予約はコロナ禍前の2019年同期と同じ水準に達した。ニューヨーク線についてはすでに増便を決定しており、同月は週に最大55便を運航。必要に応じてさらに増やす。

マイアミ線についてはルフトハンザと子会社スイスが11月から1日当たり計3便を運航する。

プレミアムエコノミーとビジネス、ファーストクラスでは20~26日の週の米国路線の予約が19年同期を大幅に上回ったという。

同社はドイツ国内線も運行を増やす計画で、10月からは7月比で45%拡大する。フランクフルト発ベルリン行きは1日当たり6便から9便、同ハンブルク行きも6便から8便へと増やす。ミュンヘン発便はベルリン行きを5便から7便、ハンブルク行きを6便から11便に引き上げる。

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