オートリブ、研究諮問委員会に2氏を招聘

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは9月22日、同社の研究諮問委員会に研究者2名を新たに迎えたことを明らかにした。自動車と交通社会の安全を実現するソリューションの開発に向け、両氏の豊富な知見と未来洞察を期待している。

一人は米マサチューセッツ工科大学(MIT)のブライアン・ライマー博士で、同大付属の運輸・ロジスティクスセンターとエイジラボ(AgeLab)の研究職とニューイングランド大学交通センターの副所長を務める。同氏はドライバーの行動に関する理論と応用可能な知見の確立を研究している。

もう一人は2018年からオートリブの取締役を務めるハッセ・ヨハンソン氏で、商用車大手スカニアの福利厚生部門(EVP)における研究職の経歴のほか、自動化や電動化、コネクティビティ分野におけるイノベーション開発を主導してきた。

オートリブの研究開発責任者スンネヴァン氏は、両氏を委員会に迎えることで、ドライバーの行動監視や自動運転技術など次世代の先進運転支援システムに関する課題と解決策についての貴重な洞察を期待していると述べた。

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