●3カ所に設け、沿道の市町村の発展を推進
●高速道は米トルコの2社が建設中
セルビアがモラバ幹線道沿いの3カ所に工業団地を設ける計画だ。沿道の市町村の発展を推進する目的。立地や整備日程などの詳細は明らかになっていない。
モラバ幹線道は米ベクテルとトルコのエンカがセルビア中部で建設中の高速道路で、プレリナとポヤテまでを南北に結ぶ。全長は112キロ。ブチッチ大統領は両社代表との会見で、(沿道の)チチェヴァツ、ヴァルヴァリン、クルセヴァツ、トルステニク、ヴリュニャチュカ・バーニャ、クラリェヴォ、ツァツァクは「直接恩恵を被ることになるだろう」と話した。
セルビアは2019年12月、両社に道路建設を委託した。発注高は7億4,500万ユーロ。工事には、橋梁88基、平面交差29カ所、料金所11カ所の建設が含まれる。ポヤテークルセヴァツ、クルセヴァツ―アドラニ、アドラニ―プレリナの3区間に分かれる。汎欧州運輸コリドーの10号線および11号線と連絡する。