サイバーセキュリティの有効性を検証するプラットフォームを開発運営している。セキュリティ体制の状態を推測ではなく定量的に測定・検証することで、企業や組織がセキュリティリスクを正確に把握して対応できるようにする。主に標的型攻撃のシミュレーションサービスである「ブリーチ・アンド・アタック・シミュレーション(BAS)」に実績があり、同攻撃に対する防御態勢をシミュレーションで事前に検証し、有効性の判断や改善を図ることができる。このほど実施したシリーズBラウンドでは2,400万ドルを調達した。資金は欧州をはじめ、北米、中東、アフリカ、アジア太平洋地域における事業拡大に振り向ける。
同社のプラットフォームでは、ランサムウェアや高度標的型攻撃(APT)など、実際に起きているサイバー攻撃をシミュレートし、セキュリティ管理の有効性の評価を行える。これまでにあった1万1,000以上のサイバー攻撃の事例と、7万を超える実行可能な対抗策が取り込まれているほか、最新事例に基づいて日々更新がされている。
2013年の設立。アンカラの中東工科大学(ODTUe)付設のテクノロジー工業団地「テクノケント」に拠点を置く。ロンドン、サンフランシスコ、ミラノ、シンガポールにも進出している。
Picus Security
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