ノルウェー車部品大手コングスベルグ、ポーランドでFTSを生産

●中部のブジェシチ・クヤフスキ工場で年内に生産開始

●同工場は同社にとり欧州で3番目のFTS生産拠点

ノルウェー自動車部品大手のコングスベルグ・オートモーティブは12月21日、2022年にポーランド中部のブジェシチ・クヤフスキ工場で流体移送システム(FTS)の生産を開始すると発表した。欧州で同事業を強化する戦略に基づくもので、上半期中にFTSを専門に手がける新工場棟が完工する計画だ。

コングスベルグはFTS部品を英ノーマントンと西エピラで製造しており、ブジェシチ・クヤフスキは同社にとって欧州で3番目のFTS生産拠点となる。乗用車・商用車分野の双方で攻勢を加速し、4年以内に欧州FTS事業を現行の1.5倍へ拡大させる目標だ。

コングスベルグは大手完成車メーカーを始め、自動車産業へFTSを供給している。

上部へスクロール