21年の英乗用車生産6.7%減、56年以来の低水準に 1/2

英自動車工業会(SMMT)が1月27日に発表した2021年の乗用車生産台数は85万9,575台となり、前年から6.7%減少した。半導体不足が響き、1956年以来の低水準に落ち込んだ。

20年はコロナ禍の影響で29%減となり、84年以来の低水準だった。それを下回ったことで、半導体不足の影響が鮮明となった。とくに10~12月期に急減した。

21年の生産台数はコロナ禍前を34%下回る水準。ホンダが英南西部スウィンドンの自動車工場を閉鎖したことも大きかった。一方、電気自動車(EV)生産は72%増と大きく伸びた。

SMMTは半導体不足が22年は改善され、生産台数が100万台を超えると見込んでいる。

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