ベルギーが電気代のVAT減税、エネルギー価格高騰に対応

ベルギー政府は1日、エネルギー価格高騰による家計圧迫を軽減するため、電気料金の付加価値税(VAT)の税率を21%から6.0%に引き下げると発表した。3月1日から7月1日まで実施する。

EUではフランスとスペインが光熱費の値上げに上限を設け、スウェーデンが低所得世帯の光熱費支出の一部を肩代わりするなど、多くの国がエネルギー価格高騰が消費者に及ぼす影響を減らす措置を講じている。

ベルギーでは今回の措置で、1世帯当たりの月間電気代を平均165ユーロ軽減できるとしている。

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