仏ヴァレオの48V自転車用アシストシステム、10万基以上を受注

仏自動車部品大手のヴァレオは16日、同社の48ボルト自転車用電動アシストシステムがこれまでに14の自転車メーカーから受注を獲得していることを明らかにした。同システムは今年5月から量産を開始し、2024年中に全受注分である10万基以上を納品する予定。生産は仏南東部イゼール県にある工場で行う。

同システムは仏エフィギアと提携して開発した。48ボルトの電動モーターと7速自動変速ギア(アダプティブAT)からなり、最大トルク130Nmを引き出す。装置は一体化されており、ペダル部分に配置する。ヴァレオによると、あらゆるタイプの自転車に搭載が可能だ。

採用を決定した自転車メーカーには、ラ・マニュファクチュア・フランセ・ドゥ・シクル(La Manufacture Fran aise du Cycle)、アトリエ・エリテージュバイク(Ateliers HeritageBike)、VUF バイク、シクルユーロップ(Cycleurope)などの国内大手が名を連ねる。

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