米グラブハブ、ヤンデックスとの提携中止

●ロシアのウクライナ侵攻を受けた判断とみられる

●両社は自律走行ロボを用いた大学構内向け食事配達で提携

米フードデリバリー事業者のグラブハブが、ロシアのテクノロジー大手ヤンデックスとの提携を中止する。理由は明言していないが、ロシアのウクライナ侵攻を受けた判断とみられている。

グラブハブは昨年7月にヤンデックスの自動運転部門のセルフドライビング・グループ(SDG)との提携を発表したばかり。SDGの自律走行ロボットを用いて、大学構内向けに食事を配達していた。

グラブハブは欧州最大のサードパーティー・フードデリバリー事業者ジャストイートの子会社だ。SDGにはヤンデックスが73%、ヤンデックス従業員が8%のほか、米配車サービス大手ウーバーが19%を出資する。

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