フォルクスワーゲン―移動サービスで30年に利益率10%超目指す―

独フォルクスワーゲン(VW)の小型商用車部門フォルクスワーゲン・ヌッツファールツォイゲ(VWN)は自動運転技術をベースとする移動サービス事業で2030年に売上高営業利益率10%超を確保する目標だ。VWNが28日に明らかにしたもので、同年より前に損益化分岐点を確保するとしている。

VWNは自動運転技術と同技術を利用した人員輸送サービス(MaaS)や荷物輸送サービス(TaaS)を開発している。米国では同業フォードとの合弁アルゴAIで開発を行い、ウーバーやリフトなどの移動サービス事業者に技術を販売する考え。

30年には欧米の50以上の都市でサービスを提供する。シェアは欧州で20%超、米国で10%弱を見込んでいる。

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