●2週間で6回、ポーランドからのエンジン部品をスペインに発送
●プラハ空港での荷物受け入れから2時間以内に手続き完了
チェコ空輸貨物ハンドリングサービスのスカイポートとチャーター便運航会社のエアチャーターサービス(ACS)が自動車部品の緊急輸送で活躍している。最近では2週間で6回、ポーランドから運ばれたエンジン部品をスペイン北西部のジローナ・コスタブラバ空港へ送り出した。合計輸送重量は11トンを超える。照会から離陸まで約6時間のスピード処理が売り物だ。
スカイポートによると、エンジン部品の発送は、いずれもポーランド工場からチェコへトラックで輸送している時点で受注した。プラハ空港で荷物を受け入れてから2時間以内に手続きを終え、照会から離陸までかかった時間はおよそ6時間という。ACSとの協業関係はこのところ増加傾向にある。
スカイポートは昨年、インフラ投資のヴェンタス(Ventus)とシンガポールのスカイ・ロジスティカに買収された。プラハを経由する空輸貨物の半分以上を手がける。15年前から自動車および部品の輸送に携わっている。