ポリマー樹脂加工の独レーハウ、ルーマニアのハブ拠点を着工

●生産・サービス・物流能力を引き上げ、地域事業を強化

●投資額は1,000万ユーロ、来年半ばの完工予定

ポリマー樹脂加工の独レーハウはこのほど、ルーマニア中部のシビウで地域拠点を着工したことを明らかにした。生産・サービス・物流能力を引き上げ、ルーマニアおよび東欧事業を強化する狙い。欧州各地を結ぶ幹線道路に隣接する同地からモルドバ、ブルガリア及びギリシャなどの南東欧諸国に製品を供給していく。投資額は1,000万ユーロ。来年半ばの完工と、60人の新規雇用を予定する。

新拠点では製品の個別化に対応し、窓枠関連製品などに使用する梱包ラインなどを導入する。

同社はポリマー樹脂製の建材や自動車部品を手掛ける。年間売上高はグループ全体で約35億ユーロ。世界全体で従業員2万人を抱える。ルーマニアには26年前に進出した。同国での2020年の売上高は4,100万ユーロ。86人を雇用している。

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