アグリテック開発 Green Growth(ラトビア)

農作物の収量を可視化するソリューションを開発している。コンバインに取り付けた光学センサーを通じて畑における収穫量の違いをヒートマップで表し、農作物生産の最適化に役立てる。このほど実施したラウンドでは20万ドルを獲得しており、製品開発の推進と市場開拓に振り向ける予定だ。

同社のソリューションは、後付け式のハードウエアと端末から操作可能なソフトウエアを組み合わせ、農業従事者に詳細な収量マップを提供するというもの。1ヘクタール当たりの収穫量データがコンバインから直接収集・分析され、GPS(全地球測位システム)アンテナを介してヒートマップの形でリアルタイム表示される。ヒートマップは緑の部分が高収量、黄色から赤になるに従い低収量であることを表している。

生産者はアプリを通じて同マップを確認し、施肥量の調節や栽培品目の選定、播種のタイミングなどを最適化できる。これにより、少ないコストで多くの成果を得られるようになるほか、長期的な土壌管理と次世代の生産者への継承という持続可能性の点でもメリットがある。

Green Growth Innovations Inc.

Riga,Latvia

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