ボルボ・トラックス、ベルギーにバッテリー工場開設

スウェーデン商用車大手のボルボ・トラックスは17日、ベルギーのゲントに同社初のバッテリー組み立て工場を開設したと発表した。同工場ではボルボ・トラックスの大型電気トラック(ボルボ「FH」、「FM」、「FMX」)向けのバッテリーを組み立てる。

同工場では、韓国のサムスン電子の子会社であるサムスンSDIから調達する電池セルやモジュールをバッテリーパックに組み立てる。今年第3四半期(7‐9月期)に量産を開始する予定。

各バッテリーパックの容量は90kWh。電気トラックを使用する顧客が希望する積載容量や航続距離に応じて最大6パック(540kWh)まで組み合わせを選択することができる。

ゲント工場で組み立てるバッテリーは、再生・再利用が可能な設計となっている。

ボルボ・トラックスは現在、電気トラック6モデルを世界市場で販売している。

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