●人気モデル、ラーダ「グランタ」の生産を再開するもよう
●同社は西側諸国の制裁で部品調達が困難に
ロシアの自動車最大手アフトワズの工場が8日、再始動する。ロイター通信によると、人気モデル、ラーダ「グランタ」の生産を再開するもようだ。同社は西側諸国の制裁で部品調達が難しくなり、稼働を停止していた。
アフトワズの親会社だった仏ルノーは先月、ルノー・ロシアとアフトワズの持ち株をそれぞれモスクワ市とロシア政府系の中央自動車・エンジン科学研究所に譲渡した。ロシアのデニス・マントゥロフ通産相によれば、アフトワズの新モデルは「ロシアの設計ノウハウに根ざしたロシアのプラットフォームを用い、可能な限りロシア産部品を活かした」ものとなるという。