ゲスタンプの独子会社、スペイン工場にマシニングセンターを導入

西自動車部品大手ゲスタンプは5月31日、独子会社のエドシャがスペイン北部カスティーリャ・イ・レオン州のブルゴスに持つ工場に最先端のマシニングセンターを導入すると発表した。電気自動車(EV)の世界大手との提携や、商用車メーカー向けに10年間の製品供給を受注していることなどを踏まえたものとなる。投資規模については明らかにしていない。

マシニングセンターは4カ月かけて導入され、今年末に稼働し、ヒンジやドアチェックなどを生産する予定。25~30人の新規雇用が見込まれる。

エドシャはこれを機に、事業拡大と生産ポートフォリオの拡充を図る方針だ。今年3月に就任した同社のトビアン・デ・ラ・マザ最高経営責任者(CEO)は、「ブルゴス工場における取り組みは、エドシャの成長に対するゲスタンプの期待を裏付けるものだ」と強調した。

エドシャはスペインのサンタンデールにもヒンジの工場を持つ。

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