VWが中国事業の自立性を大幅強化、現地取締役会を設置

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は17日、中国事業の独立性を大幅に高めると発表した。同国事業を統括する取締役会「チャイナ・ボード」を現地に設立。VWグループの現地事業について戦略・事業上の決定を迅速に下し実行できるようにし、中国市場最大手の地位を強化する。

チャイナ・ボードを8月1日付で設立する。同日付でVWグループの中国事業担当取締役となるVWブランド乗用車のラルフ・ブラントシュテッター最高経営責任者(CEO)が同ボードの会長に就任。アウディ、カリアド(ソフトウエア開発子会社)、VWブランド乗用車の各現地CEOや、「VWグループ中国」に新設する最高技術責任者(CTO)がメンバーとなる。同ボードを設置することで、グループブランド、現地合弁会社間の連携を最適化する。

研究・開発面でも「中国で中国のために(in China, for China)」をモットーに「ワンR&D」という名のプログラムを実施し、グループブランド間の連携を強化する。開発のスピードアップも図る。デジタル化を加速するとともに、顧客のニーズに見合った製品とサービスを開発する意向だ。

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