クロアチア・リマックの電動ハイパーカー、間もなく発売

●米国発売に必要な許可手続きが完了、EUからも承認済み

●18年のジュネーブモーターショーで試作モデル「c-two」を公開

電動スーパーカーや電動車部品を手がけるクロアチアのリマックは4日、ハイパーカー「ネヴェーラ」の米国発売に必要な許可手続きが完了したと発表した。欧州連合(EU)からも先月、承認が下りており、来月中には出荷を開始する予定だ。ザグレブ郊外のヤンコミル工場で製造する。

リマックは2017年にネヴェーラの開発を開始し、翌18年のジュネーブモーターショーでプロトタイプ「c-two」として発表した。17年当時の従業員数は200人、調達総額4,000万ユーロだったが、今では1,500人強、8億3,000万ユーロへそれぞれ拡大している。6月初めのシリーズDラウンドで調達した5億ユーロは、テクノロジー事業の強化に用いる。

リマックは独ポルシェと緊密に提携している。合弁会社ブガッティ・リマックに55%を出資するほか、ポルシェから戦略投資を受けている。

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