●2人乗りモデル「CT-1」の量産に向け。
●同モデルは140センチの車幅を駐車時に100センチに縮められる
マイクロEVの開発を手がけるイスラエルのシティトランスフォーマーは4日、フランス系のエンジニアリング企業セグラテクノロジーズと提携すると発表した。自社開発モデル「CT-1」の量産に向け、開発・生産から型式承認取得、発売まで、セグラのノウハウを活用する。
CT-1は、2人乗りのバッテリー式電動車。最大の特徴は、駐車時に車幅を100センチに縮められることにある。これにより、街中でも駐車スペースが見つけやすくなる。
走行時の車幅は140センチ。車長は250センチで、最高速度は90キロ、航続距離は120~180キロだ。車台に二次電池2個(合計15キロワット)を備え、30分で80%充電が可能という。
シティトランスフォーマーは2024年の量産化を計画する。その資金として5月に1,000万米ドルを調達した。