NSKとの合弁でティッセンが過半数資本取得か

独複合企業ティッセンクルップは、日本精工(NSK)と共同設立する予定の合弁会社の過半数資本を握る考えのようだ。経済紙『ハンデルスブラット』が消息筋の情報として19日、報じた。同社は報道内容へのコメントを控えている。

両社は5月、ティッセンのオートモティブ事業と日本精工のステアリング事業を統合することで基本合意した。年内の最終契約調印を目指している。出資比率などの詳細は明らかにされていない。金融業界では新会社の価値が約30億ユーロに上ると見積もられている。

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