BMWがアマゾンの音声アシストを採用

高級乗用車大手の独BMWは28日、同社の次世代音声アシストシステムに米IT大手アマゾンのアクセラ技術を採用すると発表した。運転手はこれまでよりも自然に車両と対話できるようになり、運転に専念しやすくなるという。2年以内に搭載を開始する。アマゾン・デバイス・アンド・サービシズのデイブ・リンプ上級副社長は、「企業はこの(アクセラ)技術により、ほぼすべての機器向けに独自でインテリジェントなアシストシステムを迅速かつ簡単に開発でき、全面的な自社開発に伴うコストと面倒な手間を回避できる」と述べた。

BMWは音声アシストスステム(BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント)を2018年に初投入した。運転手はシステムに話しかけるだけで音楽をかけたり、自宅のスマートホーム機器を操作できる。

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