●製品は複数の欧州自動車メーカーに供給
●新規雇用は300人、2024年までに1,000人に増やす
カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは12日、北マケドニアに工場を開設したと発表した。東欧での生産能力拡大が目的。複数の欧州自動車メーカー向けにドアミラーシステムを生産する。投資額は非公表だが、以前の政府発表では3,500万ユーロとされていた。
南西部のストルガにある技術産業開発区(TIDZ)に設置した新工場は面積が1万7,000平方メートル。新規雇用は300人で、2024年までに1,000人に増やす。製造するドアミラーシステムにはアクチュエーターやワイヤーハーネスが含まれる。
マグナは中東欧でポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、トルコ、ロシア、ルーマニア、スロベニア、セルビア、ベラルーシに工場を持つ。このうちロシア工場は3月以来操業を停止している。