欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペルは7日、ベルリンの広告大手ユング・フォン・マット・ハベル(Jung von Matt HAVEL)と代理店契約を結んだと発表した。同代理店は来年1月1日から、オペルとボクスホール車のブランドポジションの構築に向けた広告戦略を実施していく。
ユング・フォン・マット・ハベルのパートナーを務めるペーター・フィッゲ博士は、「eモビリティブランドを目指すオペルとボクスホールの国際展開を共に歩めることを楽しみにしている」とコメントした。
今回の契約は、2019年1月から提携していた米広告大手マッキャンとの契約満了に伴うもの。オペルのフロリアン・ヒュッテル最高経営責任者(CEO)は、現在展開している新型アストラのハイブリッドモデルのキャンペーンを引き合いに、「卓越した販促実績」を残したマッキャンに謝意を述べた。
オペルはラインナップの電動化を進めており、2024年までに全てのモデルに電動車を設定するとともに、2028年から欧州で販売するすべての車両を電気自動車(EV)とする計画を打ち出している。現在、12の電動モデルを投入している。