仏フォルシア、ルノーの合弁HYVIAに水素タンクを供給

仏自動車部品大手のフォルシアは19日、仏自動車大手のルノー・グループと燃料電池システムや水素関連サービスを事業とする米プラグ・パワーが折半出資でフランスに設立した合弁会社HYVIAに水素タンクを供給すると発表した。HYVIAがフランスで量産する商用バンの燃料電池車「Renault Master H2‐TECH」に水素タンクを供給する。フォルシアにとっては水素タンクの初の大型受注となる。

フォルシアは、仏東部にあるアランジョワ工場で水素タンクを生産する。同工場の水素タンクの生産能力は年10万本超。アランジョワ工場は同社にとって水素タンクを量産する最初の工場となる。

パリモーターショー(2022年10月17~23日)では、HYVIAのスタンドでフォルシアの水素タンクを搭載した「Renault Master Van H2‐TECH」が展示されている。

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