独複合企業ティッセンクルップの自動車事業部門、ティッセンクルップ・オート
モーティブ・テクノロジーはハンガリー中部のセゲドにエンジニアリング開発拠点
を開所した。英字誌『ブダペスト・ビジネスジャーナル』が28日に報じたもので、
電気機械式のステアリングシステムを開発する。投資額は18億フォリント(440万
ユーロ)。うち4億6,000万フォリントを政府の助成で賄った。
新拠点はブダペストと西部のヴェスプレームにあるエンジニアリング拠点と連携す
る。既存の2拠点に勤務するエンジニアの人数は1,200人。同部門は今後3年間で数
百人単位のエンジニアを採用する予定だ。
同部門はハンガリー全体で約2,700人を雇用している。上記のエンジニアリング拠
点のほか、デブレツェン、ヤースフェーニサル、ジュールに工場を持つ。2021年度
の売上高は2,250億フォリント(5億4,900万ユーロ)だった。(1HUF=0.35JPY)