●同工場では現在、月10万個の自動車向けリレーを生産
●200人を新規雇用し、総従業員数を950人に増やす
電子機械部品メーカーの独グルーナーはこのほど、セルビア南部のブラソティンツェ工場の生産ラインを増強した。セルビア開発庁(RAS)によると、同社は200人を新規雇用し、総従業員数を950人に増やす。今回の投資により工場の広さは4,500平方メートルから1万1,500平方メートルに拡張された。投資額や生産能力は明らかにされていない。
グルーナーは2013年に同工場の操業を開始。現在は月産10万個の自動車向けリレーを生産している。現地子会社のグルーナー・セルビアは16年以来、実務と現地の技術系大学での学習を並行して行うドイツの実習制度(デュアルシステム)を採用している。
リレーの他にソレノイド(コイル)やアクチュエーターを生産するグルーナーはセルビア以外にドイツ、チュニジア、インドにも工場を持つ。