シュコダ自、バッテリー式電動車3モデルを26年までに発売

●30年までに欧州売上高の70%をBEVで稼ぎ出す方針

●工場のカーボンニュートラル達成も推進

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、環境目標の達成に取り組む姿勢を改めて確認した。2026年までに3モデルのバッテリー式電動車(BEV)を市場に投入する。その後もBEVを中心とした新モデル戦略を遂行し、30年までに欧州売上高の70%をBEVで稼ぎ出す方針だ。

生産事業では、チェコのヴルフラビー工場に続き、インド工場でも2025年にカーボンニュートラル(二酸化炭素排出が実質ゼロ)を達成する。また、ヴルフラビー工場とクヴァシニ工場、ムラダーボレスラフ本社工場では、生産工程で出るごみのすべてを材料として再利用、あるいは燃やしてサーマルリサイクルしているという。さらに、塗装では4層のうちの1層を極薄にすることを目指している。これにより、シュコダ全工場での塗料需要を720トン減らすことができるようになる。

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