独マルクアルト、インドに開発センター開設・新工場も建設

スイッチや操作システムなどを製造する独マルクアルトは12日、インドのプネーに新しい開発センターを開設したと発表した。同センターには約450人のエンジニアが勤務しており、電動車向けのソリューションなどを開発している。同社はさらに、プネー近郊で新しい工場の建設を開始したと発表した。

新しい開発センターの開設により、内外の顧客の製品開発に幅広く対応できるようになる。また、新工場の建設により、急速に拡大するインドの自動車メーカーの需要により円滑に対応できるようにするとともに、同国における自動車の電動化の動きに積極的に関与していく。

新しい開発センターでは、電動車のバッテリー管理システム向けのソリューションなどを開発する。現地およびグローバルなプロジェクトに対応しており、ドイツ、ルーマニア、米国、中国にある同社の他の開発拠点とも密接に連携していく。

新工場は2024年半ばまでに完成する予定。近代的な組み立てラインのほか、電子機器の生産スペースや、物流スペースを持つ。

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