西ゲスタンプ、インドに4番目のホットスタンピングラインを導入

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは1月12日~15日に印ニューデリーで開催された自動車見本市「オート・エキスポ2023」で、同国に4番目となるホットスタンピングラインを導入する計画を明らかにした。年末までに稼働を開始する予定。設置する拠点は明らかにしていない。同社はプネー工場に2本、チェンナイ工場に1本のホットスタンピングラインを持つ。

ゲスタンプは同見本市でこのほか、次世代の電気自動車に向けたソリューションである極大部品、バッテリーボックス、セル・トゥ・パック(CTP)コンセプト、接合技術、シャシ軽量化の革新技術、前部トランクなどを発表した。インドでこれらの新製品や技術を展開することにより、インド市場における事業を強化する。

ゲスタンプは2006年にインド法人を設立した。昨年5月には独子会社のエドシャが現地の大手サプライヤー、アディティアオート・プロダクツ・アンド・エンジニアリングと折半出資で合弁会社「エドシャ・アディティア・オートモーティブシステムズ」を設立。ヒンジシステム、ドアチェック、ラッチ(錠)、パーキングブレーキの開発から製造、流通の各段階で協力している。今春にはプネー工場でモジュール式ヒンジの生産を開始する予定。

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