トヨタがトルコで「C-HR」の電動モデル生産、車載電池も内製化

トヨタ自動車は1月30日、トルコ北西部サカリヤの工場でクロスオーバークーペ
「C-HR」の新モデルを生産すると発表した。第2世代となる同モデルにはハイブ
リッド車(HV)に加えプラグインハイブリッド車(PHV)をラインナップ化する。
トヨタが欧州でPHVを生産するのはこれが初めて。トルコにとっても初のPHVの生産
事例となる。
トヨタはまた、同工場に欧州で初めて車載電池の製造ラインを整備する。年産能力
は7万5,000個。約60人の熟練労働者を雇用し、今年12月に組み立てを開始する。将
来的に他の欧州工場にも製品を供給する計画だ。新モデル生産と合わせた投資額は
約3億1,700万ユーロに上る。
サカリヤ工場は1994年9月に操業を開始した。これまでに300万台以上を生産。約
85%を輸出している。

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