独GP JOULE、二コラおよびイベコと燃料電池トラック100台調達で基本合意

独エネルギー会社のGP JOULEは1月23日、水素燃料電池トラックを製造する米ニコラおよび伊商用車大手イベコから、水素燃料電池トラック100台を調達する趣意書を締結したと発表した。二コラとイベコ・グループの合弁事業である独ウルム工場で生産する「クラス8」のトラクター「Nikola Tre FCEV」を100台、調達する。納車は差し当たり、2024年に30台、2025年に残り70台を予定している。

GP JOULEは、二コラの燃料電池トラックをグリーン水素やインフラと合わせて輸送・物流分野の顧客に提供していく計画。今回調達する100台については、気候保護に寄与する商用車およびインフラを対象とするドイツ連邦物流・モビリティ庁(BALM)の助成プログラム「KsNI」を活用する方針。

GP JOULE は2026年からさらに、燃料電池トラックを欧州の顧客に販売し、GP JOULEの燃料ステーションで100%グリーン水素を供給することでも合意した。

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