ドイツ国内生産、1月は31%増加

独自動車工業会(VDA)は3日、同国の2023年1月の乗用車生産が32万9,000台となり、前年同月に比べ31%増加したと発表した。前年同月に比べ営業日が1日多かったことに加え、部材の供給不足が改善された影響が大きい。ただ、2019年1月と比べると、依然として12%少ない水準にとどまっている。

輸出も前年同月比26%増の22万7,400台と大幅な回復を示した。

1月の国内受注は、前年同月比37%減と低迷している。国外受注も前年同月に比べ21%減少している。

■ 電動車の22年生産、全体の約26%

VDAによると、ドイツにおける2022年通期の電動車(乗用車)の生産台数は88万4,600台だった。同国の乗用車生産全体(2022年:343万1,600台)の約26%を占めている。

内訳は、純粋な電気自動車(BEV)が58万5,000台、プラグインハイブリッド車(PHEV)は29万9,600台だった。

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