仏コファスのソフト開発部門、ルーマニア拠点を増強

●今後4年で100人以上を新規雇用し、開発チームを200人に増員

●同国を技術ハブとして強化し、グループ向けにソフトを提供

仏信用保険会社コファスのソフトウエア開発部門、コファス・テクノロジーズはルーマニア拠点を増強する。今後4年間で100人以上のエンジニアを新規雇用し、開発チームを200人に増員する予定。コファスグループの世界各地の拠点向けにソフトウエアソリューションを提供するため、同国を技術ハブとして強化する。現地英字誌『ザ・ディプロマート』が21日伝えた。

コファス・テクノロジーズは業務請負、請求書作成、情報収集などのソリューションを通じてグループの事業活動を支えている。ルーマニアのチームは、コファスが事業展開する世界100の国と地域の大半で使われるバックオフィス向けのソフト開発に取り組んでいる。特に、商業保険のリスク計算ツール「Atlas Risk」は60カ国以上で導入されているほか、請求プラットフォームは26カ国で使用されている。

ルーマニアのソフトウエア開発ハブは2017年に設立された。

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