カジュアル衣料大手のヘネス・アンド・マウリッツ(=H&M、スウェーデン)は14日、米国で同社製中古衣料の販売サイトの運用を開始したと発表した。古着を有効活用するサステナビリティ(持続可能性)戦略に沿ったもので、米国でオンラインでの古着委託販売を手がけるスレッドアップと提携して始動した。
スレッドアップは米国の古着売買プラットフォーム運営大手。ブランド各社から販売を委託されている。H&Mは最大の取引先となる。
H&Mは当初、同サイトで約3万点の中古衣料を販売する計画。スレッドアップはサイト運営で協力し、消費者から入手した同社製の古着も供給する。