ドイツ銀が不動産融資事業を再編

独銀最大手のドイツ銀行が不動産融資事業を再編する意向だ。同行関係者の情報をもとに『ハンデルスブラット』紙が7日、報じた。広報担当者は「デジタル化、金利の上昇、インフレは住宅融資市場を根本的に変えた」と指摘。同事業の効率化、迅速化、低コスト化に取り組む方針を明らかにした。

同行は不動産融資事業をこれまでDSL、BHW、ドイツ銀行の3ブランドを通して展開してきた。今後はこれを一元的に運営。業務プロセスを統一するとともに、重複業務を削減する。

これに伴い従業員を数百人、削減する。人員整理は主に退職による自然減と他の部署への異動を通して進める。すでに従業員代表と詳細を協議している。

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