独ビルフィンガーが中核の産業サービス分野で買収

独産業サービス大手のビルフィンガーは7日、米エンジニアリング大手フルーアの独子会社シュトルク・グルッペから事業の一部を譲り受けることで合意したと発表した。包括的なサービスで顧客をサポートする戦略に基づく措置。2,600万ユーロで事業を取得する。来年上半期の取引完了を見込む。

シュトルクのオランダ、ベルギー事業と、ドイツと米国の一部事業を取得する。当該事業は従業員数が計2,700人強で、売上高は約5億ユーロに上る。2025年半ばまでにビルフィンガーに統合する意向だ。

ビルフィンガーは化学、エネルギー、石油・ガス、製薬といったプロセス産業の顧客にプラント建設(E&T)、産業設備保守サービス(MMO)を提供している。今回の買収により、顧客企業を効率化、持続可能性の面で支援する能力を強化するとともに、新たな顧客を獲得する。

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