スイス連邦道路庁(ASTRA)は11日、ドイツとイタリアを結ぶ主要ルート上にあるゴッタルド道路トンネルを両方向とも通行止めにしたと発表した。天井のコンクリートの一部が崩れ落ちたため。通行止めをいつ解除できるかは定かでない。
トンネルの北側入り口付近で10日16時過ぎにコンクリートが路上に落ちているのが見つかった。現場を調べたところ、天井に25メートルの亀裂があることが分かった。原因や損傷の規模は現時点で不明だ。ASTRAはサン・ベルナルディーノ・ルート(高速A13号線)ないしゴッタルド峠道路への迂回を呼びかけている。