独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は6日、Cセグメ
ントのロングセラー「オクタヴィア」でフェイスリフトモデルのデザインスケッチ
を公開した。4年振りとなる今回のモデルチェンジでは、バンパーとフロントグリ
ルのデザインを一新するとともに、ヘッドライトの輪郭をシャープにし、スポー
ティーで洗練された外観に仕上げている。ヘッドライトには最新のLEDマトリク
ス・ビームライト機能が搭載されるという。14日のデジタルワールドプレミアを予
定している。
4代目となる新モデルにはこれまで同様、ファストバックセダンとステーションワ
ゴンの2タイプがある。セダンの上位モデル「RS」は流麗なクーペスタイルのデザ
インとなっている。
オクタヴィアは1996年に市場投入された。累計の販売台数は700万台を超える。
2020年には世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつである独「レッド・ドット
賞」を受賞した。現行モデルは車台にVW「ゴルフ」、アウディ「A3」、セアト「レ
オン」などと共通のMQBプラットフォームを採用している。