ポーランドのバス製造大手ソラリスは14日、ルーマニア東部のガラツィ市から電気
バスを合計40台受注したと発表した。内訳はショート車長の「ウルビーノ9 LEエレ
クトリック」と、人気モデル「ウルビーノ12エレクトリック」が20台ずつ。来年初
めの納車を予定する。
ウルビーノ9 LEエレクトリックは同社の製品で最も車長が短く、最大出力220キロ
ワット(kW)または300kW(オプション)の電気モーターと、容量250キロワット時
(kWh)のバッテリーを搭載する。乗車定員は59人。ウルビーノ12エレクトリック
は全長12メートルで、乗車定員は74人。モーターの最大出力は200kW、バッテリー
は容量400kWhとなっている。どちらのモデルもプラグインとパンタグラフの両方式
で充電が可能。モービルアイの大型車用死角監視機能「Mobileye Shield
Fisheye」を搭載する。
ソラリスは2021年、ガラツィ市に圧縮天然ガス(CNG)モデルを20台供給してい
る。