シュコダ自、インド市場向けに新型SUVを開発

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は27日、インド
市場向けに新たなコンパクトSUV車を開発すると発表した。「クシャク」、「スラ
ビア」に次ぐ新興市場攻略モデルで、来年上半期中に発売する計画だ。インドを軸
にアジアでの販売加速を狙う。
新モデルは、クシャク、スラビアと同じく、VWグループのインド版小型車プラット
フォーム「MQB-A0-IN」をベースに開発する。インドの物品税の優遇税率が適用さ
れるよう車長を4メートル未満に抑える。モデル名はインドの顧客やシュコダファ
ンからも募集する
シュコダは国際化戦略に基づき、2026年にまでにインドでの年間販売台数で10万
台、30年までに欧州ブランドとして最大シェアの獲得を目指す。インドをアジア市
場のハブと位置づけ、同国で開発生産した乗用車を東南アジア諸国連合(ASEAN)
加盟国へ出荷していく方針だ。

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