シーメンスが英に鉄道インフラの新工場

電機大手の独シーメンスは4日、英南部のチッペンハム村に鉄道インフラ工場を建設
すると発表した。2026年の完成後、同村にある既存工場を閉鎖。従業員およそ800人
は休業をはさまずに新工場で働くことになる。
1億1,500万ユーロを投じて、研究・開発センターを付設した信号・制御システム工場
を設置する。英国内外で拡大する需要に対応する考えだ。
チッペンハム工場は信号メーカーのエバンズ・オドンネルが1897年に設立した。シー
メンスは2013年のウェスティングハウス・ブレーキ・アンド・シグナル買収に伴い同
工場を取得した。

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