不動産大手ヴォノヴィアの純赤字10倍に拡大

独賃貸住宅最大手ヴォノヴィアが14日に発表した2023年12月期決算の純損益は67億
5,620万ユーロの赤字だった。住宅不況を受け保有住宅の評価額を前期末の947億
ユーロから839億ユーロへと大幅に引き下げたことが響いた格好。赤字額は前期(6
億6,940万ユーロ)の約10倍に膨らんだ。
営業利益(EBITDA、調整済み)は26億5,240万ユーロで4.0%減少。売上高は7.5%
減の51億5,110万ユーロだった。
24年12月期は営業利益(同)で25億5,000万〜26億5,000万ユーロを見込む。

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