化学大手コベストロがコスト4億ユーロ圧縮へ

化学大手の独コベストロは25日、2028年までに年コストを4億ユーロ削減する計画を
発表した。市場環境が変化するなかで競争力を保つのが狙い。デジタル化の推進と人
工知能(AI)の活用を通して事業効率を引き上げていく。
ドイツ本国ではコストを1億9,000万ユーロ引き下げる。これに伴い労働力のニーズは
減るものの、32年末までは整理解雇を行わないことで従業員代表と合意した。勤務時
間の短縮や自主退社を通して雇用規模を縮小していく。

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