印IT大手テック・マヒンドラ、ラトビアにBPS拠点を開設

印マヒンドラグループのIT子会社テック・マヒンドラは3日、ラトビアの首都リガ
に新拠点を開設したと発表した。革新的なテクノロジーソリューションを世界規模
で提供する方針の一環として、バルト諸国でビジネスプロセスサービス(BPS)事
業を拡大する。
新拠点では500人の専門スタッフを雇用し、5G(第5世代通信規格)、人工知能
(AI)、メタバース、ブロックチェーン、量子コンピューティング、サイバーセ
キュリティなどの技術に基づく包括的なビジネスプロセスアウトソーシング
(BPO)サービスを提供する。将来的に同拠点を足掛かりとして欧州全域でサービ
スを展開する意向だ。
ラトビアを選んだ理由として同社は、活気のあるテクノロジー産業と高度な人材、
堅固なITインフラ、政府の優遇政策を挙げた。リガのヴィルニス・キルシス市長
は、「当市は世界的なビジネスサービス事業者にとり魅力的な都市だ。テック・マ
ヒンドラのサービスセンターの存在は研究とスマート技術の成長と革新につなが
る」と歓迎した。

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