中国廈門科華、ブルガリア最大のBESS設置

中国の太陽光発電・エネルギー貯蔵ソリューション大手、廈門科華(Kehua Tech)
は12日、ブルガリア南西部ラズログでバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)
の商業運転を開始したと発表した。同BESSは最大出力25メガワット(MW)、総発電
能力55メガワット時(MWh)とブルガリア最大。同国の太陽光発電システム大手
ソーラープロ(Solarpro)と共同開発した。投資額は明らかにされていない。
廈門科華は電力制御システム(PCS)「BCS3450K-B-HUD/T」とMV変圧器の統合ソ
リューションを提供した。BESSには総出力33メガワットピーク(MWp)の太陽光発
電プラントが併設されており、再生可能エネルギーのグリッド接続、電力需要の
ピークに備えて蓄電しておくピークシェービングなど様々な用途に活用できる。

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