アイシンがBMWと協業、eアクスルを受託生産へ

アイシンは31日、高級乗用車大手の独BMWが設計するeアクスルを受託生産すること
で合意したと発表した。長期的な戦略パートナーシップ構築の第一歩としている。
対象となる製品は2020年代後半のBMWの車両に搭載される計画で、アイシンは自社
の中国、欧州拠点で生産する。欧州ではチェコ西部のピーセクにある工場で建屋を
拡張し、電動化をはじめとする製品供給体制を拡充していく。
同社はこれまでも、BMW向けにオートマチックトランスミッションや可変バルブタ
イミングなどの主要製品を供給してきた実績がある。
eアクスルは電気自動車(BEV)用の駆動用モーターとインバーター、減速機を組み
合わせたモジュール製品。

上部へスクロール