自動車業界の景況感、3カ月連続で悪化

 Ifo経済研究所が26日に発表した独自動車業界の6月の景況感指数(DI)はマイナス32.2ポイントとなり、前月を0.5ポイント下回った。同指数の悪化は3カ月連続。調査担当者は、世界貿易の不安定な状況はただでさえ厳しい全世界の販売市場に追い打ちをかけていると指摘した。

 現状判断を示す指数が1.3ポイント減のマイナス36.4ポイントとなり、足を引っ張った。今後6カ月の見通しを示す期待指数は0.5ポイント増のマイナス27.8ポイントだった。

 生産計画に関する指数は11.6ポイント減のマイナス8.5ポイント、輸出見通しに関する指数は11.7ポイント減のマイナス13.7ポイントとなっている。

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